黒猫ブログ

ドラゴンプロフェットがサービス終了いたしましたのでブログ名を変えて載せてゆきます。

短編【出会いは唐突に・・・・。】

黄昏「勝手に書いてよろしいのですか?」

ん・・・許可は貰ってるし、暇があったら書いてみるって言ったら喜んでたから大丈夫だよ。

黄昏「それならばよろしいですが。」

まぁ、今回限りだから大丈夫、大丈夫♪

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ある晴れた日だった。

俺は、プーサでの仕事を終えて次はラーダスに行けとサバサ隊長に言われてラーダスのドロアンにいる。

そばには、プーサのヘモートから一緒にいる訓練用ブルフィードラゴンがいて外の盗賊どもに警戒しているらしく辺りを常に見回してる。

ドロアンに居たサバサの仲間に依頼を聞き盗賊どもを倒しているが・・・正直鎌しか使わないから回復が少ない・・・。

ブルフィーもそんなに鍛えてないから盗賊相手にかなり苦戦してしまっている。

そんな時だった、いきなり俺のあたりの空が暗くなった。

盗賊もいきなりのことで空を見上げていたので同じように空を見上げてしまった。

そこに居たのは、噂でいると言われる徘徊竜の類のドラゴンだった。

野生の堂々とした姿に見とれていたのもつかの間そいつは俺がいるのも気にせずに自分が通りたいところを火を吐いて掃除して通って行きやがった。

追いかけようかと思ったが盗賊が邪魔だし依頼も終わっていたので一旦ドロアンに戻った。

まぁ、しばらくは盗賊相手をしなければいけなかったからドロアンにとどまっていた時に様々な志を持った人たちがお互いを助け合うためにギルドといううものに入るらしい。

俺も誘われたので入ってみた。そこでは、俺しか新人がいなかったらしく可愛がられた。

ギガドラゴンが催すイベントに参加してそこでしか仲間にできない鹿のようなボニードラゴンのコメットを助けてもらいながら仲間にできた。

「ほっほっほ、お主のような若造に背に乗ることを許してしまうとわのぉ。」

「いいじゃんか、乗って契約に応じたんだから長老はもう俺の仲間。」

「他のオーセラ人のようにすぐに手放すようならば・・・一撃は覚悟せいよぉ~。」

「手放させぇよ。だって、俺はドラゴン好きだし・・・。そうだ!俺が初めて出会った徘徊竜も仲間にしたいからドロアンの外歩いてみようぜ。」

「手のかかるマスターじゃのぉ。」

長老の背に乗りながら俺はあの時あいつに会った場所に向かった。

案の定、通るコースらしく後姿が確認できた。

「見つけたぁあああ!!」

そう叫びながら長老を全力疾走させてあいつに追いついた。

はじめてであった徘徊竜・スポイクに・・・・。

「!?騒がしいオーセラ人だ。」

アイツは、俺の声に驚いたように振り返るが文句を言っただけでまた前に向き直りゆっくりと飛行していった。

まぁ、ドラゴン好きの俺があきらめるわけもなくしつこいくらいについていった。

そしたら・・・なんだ・・・怒らせちまって意識を失うくらいの重い一撃を食らっちまった。

「二度と俺についてくるなオーセラ人め。」

「ほっほっほ、怖いのぉ~」

長老とそいつの会話は気絶してたから知らないが気が付いたらドロアンの宿屋に居た。そして、目の前には偶然通りかかったギルドの先輩がいた。

「全く、あんたまだ弱いんだから無理して徘徊なんかに手出すんじゃないよ。私が見つけなかったら今頃野たれ死んでだよ?」

「う・・・すんません。でも!俺は、あいつを仲間にしたいんです!」

「だったら、私らギルドの先輩に頼んなよ。徘徊ってのは体力を削んないとそこら辺に居るドラゴンのように背中に乗れないんだからさ。」

「はい、次お願いします。」

俺は、助けてくれた女性の先輩に謝りつつ頭を下げた。そしたら、部屋の入口の方で男性の声がしたので振り向いた。

「おいおい、また明日はないぞ?今から、もう一回行くんだよ。」

「え・・・?ホントですか?」

「俺ら先輩を待たせる気か?後輩が無謀なことしてでも欲しがってるやつを他の奴に取られるのは嫌なんでな。」

嬉しかった。このギルドに入って本当に良かったと思った。痛む体に鞭うってベッドから立ち上がり返事をしながら先輩二人に向き直った。

宿屋から出て、長老にまたがり徘徊竜の通るルートを熟知してる先輩二人についていきながらあいつにまた会った。

そして、先輩の力をかりながらあいつを追い詰めて乗れるまで体力を削った。

「今回こそ、仲間になって貰うからな!」

「しつこい!なぜ、俺にこだわる!」

「お前が気に入ったんだよ!」

そう叫びながら俺はあいつに飛び乗り一人と一体の格闘が始まった。

何時間たったんだろう。良くは覚えていないが、先輩たちが周りの雑魚が邪魔しないように一掃してくれながら見守るなか俺は懸命にそいつにしがみ付き心を交わそうとした。

更に、時間がたって太陽が傾き始めたころにやっとそいつは観念してくれて契約できた。

「お、契約で来たな。おめでとう。」

「初めての徘徊竜おめでとう。」

先輩二人が俺が契約できたと同時に称賛してくれた。純粋に嬉しかった。

「これからよろしくな。え~と・・・・・すっぽん!」

「は?すっぽん?」

「そう、これからお前の名前はすっぽん!」

「センスねぇ~、変えろ!」

「それは無理だ話だwさぁて、ドロアンまで帰るぞ!」

 「あ、ちょ・・・たくっ・・・」

すっぽんが何か言いたいようだったが俺はお前との格闘で疲れたんだ。

早く帰って寝たいんだよ。

 

無事にドロアンに到着しギルドの先輩たちとも別れて俺は宿屋に部屋を借りてどっと疲れが押し推せてきたために夕食も摂らずにベッドに横になり泥沼のように深い眠りについた・・・。

 

その後、すっぽんと長老、訓練用ブルフィーを連れてギルドの先輩たちに助けられながらもなんとか依頼をこなし、追放されし者をとロッキー・・・なんだっけ?

まぁ、そいつらを追いかけて旅を続けてる。

ギルドの方では後輩もできたし充実した毎日だと思ってる!

これからも、困難があると思うけどもドラゴンたちと乗り越えていきたいと思ってる・・・。

 

 

                                    Fin...